#しょーじアートに触れる
でお馴染み!
しょーじアートに触れてきました!
向かった先は「年間パスポート」を最近購入した森美術館。
ドヤっ!って態度で入ってきました!笑
今、森美術館でやっている展覧会が
「カタストロフと美術のちから展」
今回いった展覧会は少しテーマが重めでした。
というのも、カタストロフを日本語に直すと、、、
「大惨事」
- 東日本大震災
- アメリカ同時多発テロ
- リーマンショック
など世界各地で絶えず発生するカタストロフ(大惨事)を世に伝えると共に後世に語り継ごうと作品をアーティストが制作しています。
テーマが「大惨事」なだけあって、考えさせられる作品が多かったです。
惨事を目の当たりにすることで少しブルーになるかもしれません。
ただマイナスばかりではない。
むしろ僕が伝えたいのは、、、
「美術のちから、可能性を感じてほしい」
ということです。
第1章では「絶望」
第2章では「希望」
悲劇に対して「アートでなにができるのか?」に向き合うアーティスト達の活動や、作品。
ぜひ「芸術のちから」を感じてください。
では、、、いきましょう!!
Contents
第1章「美術は惨事をどのように描くのか―記録、再現、想像」
地震、津波などの天災。
事故や戦争といった人災。
個人的な悲劇を表現した作品。
「美術が惨事をどのように描いてきたのか」
を伝えるのが第1章になります。
さすがだな。って思うのが作品のバリエーションの幅広さ!
でもやはり1番印象に残るのは、、、写真でした。
惨事をそのまま捉えた写真はインパクトありました。
気になった作品かこちら


アメリカ同時多発テロのあとのワールドトレードセンター。
この写真がNYで撮られたなんて、、、想像もつきません。

東日本大震災で作家自身の故郷を撮影した写真。
津波の怖さを思い知る一枚。


阪神、淡路大震災直後の神戸の写真です。
地震の脅威。
モノクロ写真だからか、寂しさ、、、時が止まっているかのような不安な気持ちにもなります。

「誰かがあなたに言わせたがっていることじゃなくて、あなたが彼らに言わせてみたいことのサイン」
一番右の人、、、
「絶望的」
と書いた紙を掲げています。
いろんな思いを抱えているんだな。っと思う一枚。
第2章「破壊からの創造―美術のちから」
惨事に対して、美術ができることを紹介しています。
破壊から創造を生みだす「美術のちから」
第1章とは打って変わって「美術でなにをできるのか?」
に焦点を当てています。
第1章では「絶望」
第2章では「希望」
僕は第2章の方が好きです。笑
気になった作品がこちら

色を加えるペインティング(難民船)
クレヨンを使って平和への願いを書くことができるアート作品。
自分をアートに参加することで身近に感じることもできますし、何よりいろんな言語で言葉が書かれていて、、、平和を思う気持ちはみんな持っている共通する思いなんだな。と感じました。

東日本大震災で取り壊しが決まったカフェを塗装した作品。
未来へと繋ぐ希望の星は写真の中で輝き続けています♪

戦争が起こると、資源不足を補うために教会の鐘も材料になり武器になるそうです。
この鐘は逆で武器から鐘を作るプロジェクト。
色々感慨深い、、、考えさせられる作品でした。
「ARTS for HOPE」の活動が素敵すぎる。
東日本大震災からわずか9日で発足した緊急支援チーム。
それが「ARTS for HOPE」になります。
アートを通した支援を実施していて、避難所、保育園、幼稚園、小学校でワークショップを行っているそうです。
「ARTS for HOPE」の展示タイトルが本当に素敵で、、、
こちらになります!!!

今回の展覧会の本質だと思いました。
「何をするか!」に対して被災地に出向きアートを通して笑顔を作る。
こんな素敵な活動をしているチームがあったなんて、、、
実際の作品たちがこちらになります。





子供の笑顔が最高すぎる、、、
僕がみた作品で一番印象に残ってるのは「笑顔」でした。
まとめ
惨事に対してアーティストの捉え方も違うし、意味合いも違いますが、伝えたいことは
「記憶に残すこと」
なんだと思いました。
作品を残すことで後世のも「惨事」を伝えることができる。
その惨事を感じた時に「何ができるのか?」を考える展覧会だと思いました。
下ばかり見てしまいそうな状況にアートだからできること。
アートの可能性を感じました。
前を向けるように。
その1つの形がアートです。
とても考えさせられる展覧会だからこそ、ぜひ見てほしいです。
MUSEUM INFORMATION
カタストロフと美術のちから展
先行き不透明な混沌とした時代に、アートだからできること
2018.10.6(土)~ 2019.1.20(日)
※会期中無休
TICKET
- 一般1,800円
- 学生(高校・大学生)1,200円
- 子供(4歳~中学生)600円
- シニア(65歳以上)1,500円
OPEN
10:00~22:00(最終入館 21:30)
火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
*ただし2019年1月1日(火・祝)は22:00まで(最終入館 21:30)
CLOSE
無休
URL
MAP&ADDRESS
東京都港区六本木6-10-1
六本木ヒルズ森タワー52階、53階
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