- パーマを早く落とす方法をプロが解説
- 注意点は?お直し料金はかかりますか?
- 美容師を変えることを検討しよう。とアドバイス
かけてもらったパーマがイマイチしっくりこないわ
扱いが難しくてパーマかけたことを後悔しているわ
パーマをかけたけど理想と違う。となり、早くパーマを落としたいと思う人もいるかもしれません。
パーマの落とし方を美容師がわかりやすく解説していきます!
先に結論を言います!
自宅では難しくて美容師の力が必要
軽い悩みなら解決することもできるかもしれませんが、パーマを本気で落としたいと考えたら美容院に駆け込むしかありません。
美容師だからこそわかることなのでしっかり伝えていきます!
動画でもまとめています
すぐに落とすことを検討しないで少し扱ってみてほしい
まず美容師の僕が伝えたいことは少し様子をみてほしいです。
理由としましてはパーマはスタイリングをすることを前提としてかけています。
カラーのように染めたら終わりということはなく、スタイリングの仕方によって印象が変わってくるのがパーマの魅力でもあり、難しいところでもあります。
パーマになれることで気持ちが変わって。
パーマって楽かも♪
スタイリングのコツさえ掴んでしまえば人によっては扱いやすいと思ってもらえるかもしれません。
また美容師目線になりますが、パーマは時間が経つと少し緩くなっていくので。
少ししたら緩くなることも考えて少しきつくかけておこう
ベストを狙わず、あえて気持ち強めにかけることでパーマの持ちをよくする場合もあります。
- スタイリングのコツを掴んでもらう
- パーマの質感の変化
少し扱ってみて上の2つをみてもらうためにも少し様子をみてほしいということをお願いしたいです。
それでもどうしても落としたい場合はこの後に具体的な落とし方をお伝えします!
【美容院でしかできない】ストレートパーマでパーマを落とす
カラーの場合はシャンプーを繰り返すことによってある程度は解決します。
ただ【パーマの場合は美容師にお願いするしか直せない】ので簡単に直すことができません。
パーマの原理をすごいざっくりいうとパーマ液で内部構造を曲げることによってカールを作ります。
パーマを取るということは【一度曲げてしまった髪を戻す】必要があります。
曲げた髪を戻す時に必要な施術が「ストレートパーマ」になります。
ストレートパーマって縮毛矯正とは違うの?
違いを解説します!
- ストレートパーマ→ヘアアイロンをいれない
- 縮毛矯正→ヘアアイロンをいれる
実際は薬剤も違いますし、ダメージも変わりますのであくまで簡単すぎる説明になりますが。
ざっくりいうとアイロンを入れるか入れないかの違いになります。
【2種類】パーマの種類によって落とし方は違う
パーマの種類
- コールドパーマ→熱を加えない
- デジタルパーマ→熱を加える
いろいろな呼び名がありますがパーマは大きく2つに分けることができます。
薬剤も違いますし、原理も違いますがすごいわかりやすくいうと熱を加えるか加えないかの違いになります。。
そしてパーマのかけ方によってパーマ落としの薬剤が変わります。
パーマ落としの薬剤
- コールドパーマ→パーマ剤
- デジタルパーマ→縮毛矯正剤
髪質やパーマのかかり具合などで変わることもありますが、基本的にはパーマをかけるときに使った薬剤を使います。
コールドパーマはまだ落としやすいので比較的リスクも少ないのですが注意してほしいのはデジタルパーマになります。
薬剤の力が強いのと、熱を使っているので落とすのが大変なこと。
またダメージがコールドパーマより大きくなってしまいます。
なのでデジタルパーマを直す場合はかなり気をつけなければいけません。
パーマのかかり具合や髪質によってはアイロンをしなければいけない可能性もあります。
縮毛矯正の薬剤を使った上でアイロンを使う。
パーマを落とすために縮毛矯正をする可能性もあります。
パーマをかけた上から、縮毛矯正をすることを考えたらダメージが深刻になることはわかるはずです。
パーマを落とすことはリスクがあることを理解していただいた上で検討してほしいです
パーマのミスは「美容師に問題がある」ことも多い
えっ!?プロだから失敗はないんじゃないの?
僕が思う失敗の原因っていろいろあると思います
ミスの例
- カウンセリング不足
- 技術不足
- スタイリングのやり方を説明していない
1.カウンセリング不足
パーマはイメージの共有がかなり大切になってきます。
「変なところが膨らむ」「変にはねる」
しっかり共有できていないとイメージと違ってしまう可能性も大いに考えられます。
失敗しないために1番大切なことは【どんなスタイルにしたいのかを理解した上でかけること】
パーマをかける場合はカウンセリングは大切にしてほしいです
2.技術不足
完璧に美容師側の問題なのですが、技術不足があります。
理由としましては最近はコテで巻くことが当たり前になっているのでパーマをかける人が昔に比べると減りました。
特に20代の美容師に言えることかもしれませんが、パーマが苦手な人が増えました。
パーマ離れによってパーマが苦手な人が増えたからこそ、パーマのこだわりを確認してから美容師を選んでほしいです。
パーマが得意な人を探した方が失敗は少ないはずです
スタイリングのやり方を説明していない
先ほども話した通りパーマはスタイリングのコツがあります。
そのパーマに合わせたスタイリングの仕方をしっかり教わりましたか??
説明が甘いと家に帰ってスタイリングしてみた時に。
あれ、、、全然にまとまらない
スタイリングの説明をしないで扱いにくい場合は、お客様のせいではなくて美容師側の責任です。
パーマは扱いにコツがあるからこそ時間をかけてコツを伝えてほしいです。
美容師の責任ですし、大切なことですよ!
【注意点】お直し料金はかかるの? 期限はあるの?
美容師側の責任の場合は基本的に直してもらえるはずです。
(もし直しで料金がかかる場合は美容院変えた方がいい気もしますが。笑)
ただ元々見せられていた写真やイメージと違う場合など美容師側の責任ではない場合はお直しが難しい時もあります。
店によって対応が変わるとは思いますので確認してほしいです。
例を挙げると
- 料金→無料
- 期限→2週間以内に電話をいただければ対応可能
- 最初のイメージと違う→料金いただく
今回はパーマの落とし方になりますが「パーマのかかりが弱い・パーマが取れてしまった」ということについてもお直しは無料になります。
気になることがありましたら気軽に美容師に相談してください!
【結論】美容院に駆け込むしかない
今回は「パーマを早く落とす方法はあるの?」ということについて話していきました。
パーマ落としの流れ
- まずはパーマを扱ってみる
- ストレートパーマでパーマを落とす
パーマを落とすのは美容師に頼るしかありません。
ダメージもかかりますし、できれば検討してほしくないのが本音ではあります。
また美容師側に問題があることもありますのでお客様は悪くない可能性もあります。
同じ美容師だからこそ本音で話しましたのでぜひ参考にしていただければ嬉しいです。