どうも。
美容師の東海林です。


美女を救いたい、、、黒染めたいしている人を救いたい。
ということで。
今回は「黒染めはしないでするならブルーブラック」
ということを話していこうと思います。
まず説明の前に仕上がりをみてほしいです
ほい。

これが暗くする前です。
この髪の毛をブルーブラックで染めると、
こうなります。

どうですか?
かなり暗くないですか?
これ実は黒染めはしてないんです
黒染めをしていないのに暗くみえるカラーになっています
そして染めた日から1ヶ月後の色がこんな感じです

どうですか?
いい感じに色抜けていませんか?
カラーのやり方によっては黒染めをしなくても暗くするカラーがあるということを知ってほしくて今回記事を作っています。
黒染めをしてしまうと


お客様も美容師もオワタです。
となってしまうくらい悲しい結末を迎えてしまいます。
黒染めはかなりリスクが高いのでやったあとに後悔する人もたくさんいるはずです。
なので髪の毛を暗くする予定がある人はぜひ今回の内容はぜひ覚えていただけると嬉しいです。
黒染めにリスクとは?
まず最初に黒染めについて話していきたいと思います。
人生の中で何度かは髪の毛を暗くしないといけないタイミングがあると思います。
就活、実習、転職などのタイミングはなるべく髪色は落ち着いている方がいいと思います。
そうなったときについ黒染めを選択肢に入れる人もいるかと思いますが黒染めってリスクがかなり高いです。
- 染料が濃くて明るくならない
- 明るくなっても赤みが強く残ってしまう
- 明るくするタイミングでパワーの強い薬剤を使うので髪の毛が傷む
などデメリットを挙げると切りがありません。
しかもムラにもなりやすいので美容師もお客様も満足いく仕上がりにならない悲しい時間が流れてしまいます。
なので僕がお伝えしたいことは黒染めをなるべくしないでください。
ということです。

というのが今回の記事でお伝えしたい内容になります。
ブルーブラックの魅力を語る
黒染めはしたくないけど暗くしたいを叶えてくれるのが
「ブルーブラック」
美容師によっていろんな言い方があるので正確な名前ではないかもしれませんが僕はブルーブラックと言わせていただいています。
濃いブラウンと濃いブルーを合わせることによって黒染めしたかのように暗くみせる色のこと
髪の毛の明るさはトーンという言い方で表現されます。

1トーンの方が暗く、13トーンに近くなるほど明るくなります。
地毛の色の明るさは4〜5トーンと言われています。
ベースの明るさによって変わってはきますが濃いブラウンとは髪の毛を4〜5トーンまで暗くできる暗さをもっているブラウンになります。
ブラウンは髪の毛に残りやすい特徴があるのでこの濃いブラウンを使うことで髪の毛はしっかりと暗くなります。
なのでブラウンだけで染めると色が残ってしまってどうしても褪色がしにくいのもあり暗いまま時間が過ぎます。
色落ちをさせたくない!という人は色が残ってくれるので長持ちはしてくれるのですが、色落ちしてほしい人にとっては死活問題。
ここにしっかりとブルーを入れることによって暗くするけど色落ちもするを叶えてくれるのがブルーブラックになります。
というのも、
濃いブルーは暗くはしてくれますがブラウンほど色が残りにくい特徴をあるのでブルーが抜けてくることによって段々と色が明るくなっていきます。
ちなみに濃いブルーとは地毛に同じ、または近いくらいのかなり暗い青です。
ネイビーですね!!紺です!!
この2つを組み合わせることによって、しっかり暗くする。けど色落ちすれば明るくなるというバランスがとれます
しかもブルーを入れることによって赤みを消してくれます。
そうすることで暗いけど透明感が出るのでほんのり柔らかい質感にもなるのもポイントです♪
色の経過を見てみよう。

かなり明るいですね〜。
前は13トーンで染めましたよ!!
カラー剤のマックス、、、笑

ブルーブラックの柔らかさ。
黒いんだけど黒過ぎないのが伝わるはずです。

1ヶ月後ですが、かなり明るくなっています。
元々のベースまでは難しいですが、ここまで綺麗に落ちるなら充分だと思います。
ぜひこれから暗くする予定がある人は黒染めではなくブルーブラックを担当の美容師さんにオーダーしてください。
念のため前もってできるか確認しておくと失敗もないと思いますのでお願いします♪