【美容師まとめ】白髪染め用「カラートリートメント」を本気で解説

確かにずっとカラーをし続けるのはコスト、ダメージも気になるところ。

ということでカラートリートメントについてまとめていこうと思います♪

なるべくわかりやすくまとめさせていただきますのでぜひ参考にしてください！

カラートリートメントの仕組みって？？

名前の通りトリートメントの中にカラーの染料を混ぜたものになります。

髪の表面に穏やかに染料を定着させていくことにより、色を入れていくのがカラートリートメントになります。

少し難しい話をすると、カラートリートメントの染色の主成分は2つあります。

この2つがカラートリートメントで色がつく秘密。

カラートリートメントのメリット

髪のダメージがほぼない

これこそがカラートリートメントの真骨頂【髪の負担がほぼない】

カラートリートメントというのは基本的にトリートメント。

カラー剤のようにメラニン色素を分解することもなく、あくまで髪の表面にコーティングするのがカラートリートメント。

お手軽さもすごい。

ヘアカラーをするとなるとどうしても塗布も放置時間もかかってしまうのでトータルで40分以上はかかってしまうことがほとんど。

それに比べて気軽に使えるのはいいところ。

カラートリートメントのデメリット

1回の使用では完全に染まらない

大切なことなので最初に理解してほしいことですが、1度では完全に染まりません。

毎日使うことで色が定着していきます。

ヘアカラーの場合はしっかりと放置時間さえおけば1度のカラーでしっかりと色を入れることができるのですが、カラートリートメントの場合はそうはいかない！

というのも、染料の濃さがそもそも薄いので何度も使って段々と色を入れていく必要があります。

色落ちが早い

髪の表面と内部に色をつけているだけなので、持ちはあまりよくありません。

なので、染まったから終わり！ではなく定期的に使っていく必要があります。

そうすることで、いつでも綺麗な髪色を維持できます♪

トーンアップ（色を明るく）することはできない

カラートリートメントにはメラニン色素を分解する力はないため、髪を明るくすることはできません。

元々の髪色に色味をコーティングしていくイメージ。

なので、ベースより明るくすることはできません。

カラートリートメントの場合は白髪に色味を入れる、すでに明るく染めている部分を染め直す場合に使用できます。

他のカラー剤との相性が悪いことがある！！

カラートリートメント最大のデメリット。

それこそが、他のカラー剤との相性が悪いこと。

というのもマニキュアと一緒で髪の表面をコーティングしているのでヘアカラーしたときに発色が変わることがあります。

染色の仕組みが全然違うので、予想もしなかった結末になる可能性もあります。

カラートリートメントがおすすめの人は？

カラートリートメントに満足してて、イメージを頻繁に変えない人

ヘアカラーの色味を楽しんだり、イメージを変えたい人にはカラートリートメントは向いていません。

先ほど言った通り、色味が残ってカラーの邪魔をしてしまう可能性もあります。

なので、大前提としてカラートリートメントの染まり具合に満足していて。

という人にもおすすめではあります。

黒髪に白髪が少し生えている人

明るくする予定がない！というのが前提になりますが、黒髪に少しの白髪を染める場合にはかなりおすすめです。

白髪にのみ色がつくので黒髪に馴染みます。

ただ、白髪の量が多いと馴染まないので少ない人におすすめです。

白髪染めをやめていこうと考えている人

白髪を生かしたヘアスタイルにしたい。という人にもおすすめになります。

カラートリートメントのデメリットである色落ちが早いのをうまいこと利用するんです！

急に白髪染めをやめるとどうしても境目が目立ってしまいますが、、、その白髪にほんのりを色を入れることで全部が白髪になるまでの繋ぎになります。

白髪が増えてきたタイミングでカラートリートメントをやめれば染まっているところは自然に色落ちがすることで綺麗なグレイヘアーに。

なかなかいない使い方ではありますが、ぜひしたい人は参考までに♪

おすすめは「レセ カラートリートメント」